望まないのに得ると整理がつかない

子供を産み育てない人生を歩むものだと信じて疑わなかった。

でも産んで育ててる。

愛おしい気持ちはそれなりに育ったが、要らないものをさも有り難がれと言われたり、まるでこちらが欲したかのような言われように物凄く反撥する気持ちが噴き出る。

私は親になどなりたくなかったのに!

健常な子供を自然妊娠自然分娩で産める事は幸運な事だと思う。

でも私はこんなの望んでいないんだよ。

勝手に期待する周囲の重圧に押し潰されそうになり、理解のない身内に振り回されて、苦労に苦労を重ねて受け入れたくないのに受け入れる辛さといったら、毎日頭を掻きむしりたくなる。

産んでやった自分にもうちょっと尊重があってもいいのに、期待と願望だけちゃっかり押し付けて自分らは優しさで溢れてると言わんばかりの態度に怨みしかない。

感謝も敬慕も何もねえよ。

それでも子供に罪はないしそれなりはやってやろうとはした。

恨み辛みを抑えつけながら必死にやって来た。

でももっともっとってうぜえ、マジうぜえ。

ある日大爆発した。でも足りない。もっともっと傷つけて苦しめてやりたい気持ちになる。

望んでないもん押し付けられて苦労ばっかで有難い訳がない。

大人だけで朽ちて生きたかった。

ずっと子供の心配をして、子供の教育費の心配もして、ずっと親族どもの顔色伺って、心の平穏がないのが本当に嫌。

マジしんどい。

金持ち才能持ち上流階級はさー、経済力とコネと持って生まれたアドバンテージの高さでイージーでいいよね。

庶民で愛されない能力ない体や能力や精神が欠損してるとそれだけで詰みなんだよね。

ほーんとアホらしくてやってらんない。

それでも個人の生き辛さだからさぁ、他人には励ましたりなんかしちゃってる訳よ。

偽善だけど一応ヒト様には迷惑かけんように最低限は心配ってんのよ。

だから毎日疲れるー生き甲斐ないしー心の安寧がなーい。